ヒートポンプの概要
低温の熱源(大気、地下水、廃熱)から熱を吸収し、高温の受熱体(室内空気または温水)に搬送する手段として、駆動に必要な動力エネルギーよりはるかに多いエネルギーを熱エネルギーの形で供給する省エネ型の熱供給装置です。
ヒートポンプの原理
温度の低い方にある熱を温度の高い方に移動させ、その過程で冷媒ガスの特性と圧縮機を利用して高温高圧、低温低圧の状態にし、水または空気との熱交換によって冷水、温水を作るようになります。
ヒートポンプのメリット
1) 廃熱と自然エネルギーを使用するため省エネ効果が高い
2) 1台の熱源機器で冷暖房給湯が可能
3) 保守が容易で維持管理費が安い
4) 無人自動運転が可能で便利なシステム
5) 環境にやさしいシステム
運転コストの比較
適用対象
大型冷暖房システム
工場、農園、デパート、大型ディスカウントショップ、研修院、
ホテル、その他
中型冷暖房システム
教会、幼稚園、病院、結婚式場、飲食店、ターミナル、オフィス、
その他
その他冷暖房システム
健康ランド、スキー場、温泉、ゴルフ場、サウナ、官公署、
ビニールハウス、その他
ヒートポンプシステム
原理

冷媒が蒸発器で外から熱を吸収しながら蒸発
低温高圧のガス状態になって圧縮機に吸入される
圧縮機で冷媒が圧縮されながら高温高圧状態になり、凝縮器に入る
凝縮器で熱を放出(温風、温水)しながら冷媒が液化
高圧液化した冷媒は膨張弁で減圧
低温低圧液化状態の冷媒は蒸発器に入り、以上が繰り返される
適用対象
建物の冷暖房、産業工程、畜産業、養殖業、農業など生活の全般的な場所に適用可能
1. 冷温水が同時に必要な設備
2. 産業用廃熱を利用する設備(産業用施設ほか)
3. 負荷変動の激しい建物(デパート、研修院、教会ほか)
4. 追加的に熱源設備が必要な施設
5. エネルギー利用合理化法適用対象建物の冷暖房施設